「実りの秋」
気がつけば、夏のうだるような暑さも過ぎ、今年もあと残すところ2ヶ月というところまでやってきました。
今年の春から野矢で毎月一度開催されているNoya Supporterの田舎体験会。
今月の開催で6回目となりました!(実に半年の月日が経っていたのですね!)
今回は、6月に植えた大豆の収穫とその大豆を使った豆腐作りを体験しました。そして、お昼ご飯には、秋と言えば、、という“あの子”も登場しましたよ!まさに「実りの秋」という言葉を身を以て感じた11月の体験会。今月もレポートをお届けします。(先月のレポートはこちらから)
11月の体験会
<午前>
午前中は、まず大豆の収穫から始まります。
6月に種から植えた大豆も、4ヶ月かけてこんなに実り、大豆として収穫できるまでに育ちました。
大豆の根は、しっかりとしていて収穫するのに少し力が必要でしたが、みんなで協力しながら収穫します!
そして大豆のお隣の畑では、夏にみんなで植えた冬野菜たちが、すくすくと育っていましたよ!
育てた野菜をお昼のおかずにいただくため、ひのさんと少しだけ収穫をします。
そして、午前中最後の作業は、ゴマの種からごまを取り出す作業。まさに「開け!ゴマ!」のごとく、開くと綺麗にごまが並んでいて、とても可愛らしい姿でした!
そして、待ちに待ったお昼の時間。今回のお昼は特別。今回のお昼ご飯のメインはそうです。先月、雨の中ぬかるみと闘いながらみんなで収穫をしたお米。秋の新米の時期に美味しく実ったお米を、みんなでいただくことになりました!
開けた時の湯気がまた美味しさをそそり、口に入れると甘くて本当に身悶えするほど、それはそれは美味しい新米でした。
野矢の体験会での魅力の1つであるお昼の時間ですが、その中でもみんなとこのようにコミュニケーションを取りながらいただけることも、とても幸せだと感じる時間です。
今回は特に、お米が大変な収穫だったからこそ、その時の経験を共有し、お互いに共感しながら、いただくと更に美味しさも増すものです。
<午後>
そして、午後は大豆を使って豆腐作りにチャレンジです。教えてくださったのは、野矢で生活をする“やえさん”。
この野矢の地で自然とともに生活し、自給自足をするやえさんからは、本やネットでは学べない生活の知恵をたくさん教えていただけました。
こちらもたっぷり2時間、手間暇かけて作った豆腐をおやつの時間にいただきます。
最初は、そのまま。大豆の味がしっかりときいていて、「身体に栄養をいただいているんだな」と思うほど。お好みで塩やお醤油をまぶしていただきました。
今回の田舎体験を終えて
青々とした木々たちが、気がつけば赤や黄色に色づいて、肌をかすめる風もひんやりとする季節になりました。勢いよく過ぎ行く毎日だけど確実に時は過ぎていて、自然はその流れをいつも狂いなく教えてくれていることを感じた今回の体験会。
いつでもどこでも簡単に食べ物が手に入るこの時代だからこそ、手間をかけ、時間をかけて、そして自然の力を借りて食物を栽培する。そしてそれを、同じ経験をともにしたみんなといただく。その一連の体験が、とても豊かな経験のように思いました。
来月の体験会は、日程が変更になり11月10日(土)に開催。
そして翌日11月11日は、先日HOOD天神にてキックオフイベントを行った「野矢の村づくりプロジェクト」の第一弾として、現地視察のフィールドワークを行います。
詳細はこちらから、ぜひご確認ください!!(画像をクリックするとイベント詳細に飛びます)