在京スタートアップ企業シェアグリが九州進出!福岡移住計画とイベントを共催 昨年12月18日、福岡移住計画と東京のスタートアップ企業 株式会社シェアグリとの共同イベントがHOOD天神で開催されました。 はじめての共同開催となった『100年つづく農業のつくり方』は、年の瀬のあわただしい時期であったにもかかわらずイベント情報公開時より多くの反響があり、幅広い世代やエリアから30名ちかい参加者をあつめました。 農業とひとをつなぐ会社 シェアグリ 株式会社シェアグリが開発したアプリ『シェアグリ』とは農家と農場ではたらきたい人をマッチングさせるデイワークアプリです。2019年7月に東京エリアでスタートし、このたび九州への進出となりました。アプリのユーザーはそのとき自分がいる場所で農作業のお手伝いをすることができ、受け入れ側の農家はほしい時に必要な時間だけ人手を得ることができます。旅が好きな人、地方でちょっとちがう体験をしたい人、子育て中のお母さんなど、じぶんのペースで好きな場所ではたらきたいという人には好都合なアプリです。さらには地方の関係人口づくりにも貢献することもでき、アルバイトしたことがきっかけで農業の後継者もうまれてくる可能性もあります。 ■シェアグリ HP https://sharagri.studio.design/ 居×職×住の福岡移住計画 そして、ご存じのように福岡移住計画はHOOD天神・今宿SALTなどのコワーキングスペースの運営をはじめ、人とまちとしごとをつなぐさまざまな取り組みをおこなってきました。「食」にまつわるコンテンツとして、HOOD天神では定期的にランチ会を開催してメンバー間交流を促進しています。飲食店を用途変更したフリーアドレス席をもつSALTではオープンカウンターキッチンをつかったバーを開催。地域住民も巻き込んだコミュニティづくりに取り組んでいます。活動方針に重なる部分の多いシェアグリと福岡移住計画はすぐに意気投合、「農」と「食」をとおしてよりよい社会を共にめざしていくことになりました。 九州産野菜の料理とローカルな話題 注目のメニュー&ドリンク イベントで提供された料理メニューやドリンクは好評でした。シェアグリがつながる九州の農家で収穫した野菜をつかった彩りゆたかな料理と九州宮崎産のしょうがをつかった手作りジンジャーエールまで、野菜のおいしさを最大限に活かしたメニューに参加者の会話も弾みました。 ▲クミンで味付けした野菜をのせたおむすび。噛んでいるとだんだんカレー味になる!? ▲ドリンクカウンターでは宮崎しょうがをつかった手作りジンジャーエールを提供しました。 ▲シェアグリのビジネスモデルにみなさん興味津々にきいていました。質問タイムには職業体験したい学生さんや、半農会社員を希望する社会人などいろんな角度からの質問が飛び交います。 メイントーク ~シェアグリ&福岡移住計画~ 最初のトークはシェアグリ代表 井出 飛悠人さんによるシェアグリについてのお話。長野で150年つづく種苗会社にうまれた井出さんは、農業に近い距離で育ったという背景から農業界がかかえる人手不足という深刻な課題をシェアグリで解決し、いつまでも国産のおいしい食べ物がたべられる世界をつくろうとしています。 初対面の九州のみなさんを前に最初は緊張した表情だった井出さんですが、参加者とのやりとりのなかで自然と会場に溶け込んでいっていました。 ▲シェアグリの井出代表 つづいては福岡移住計画の鎌苅 竜也さん。不動産事業のプロデューサーとして各地で遊休不動産の活用や場づくりに関わってきた経験をかたり、シェアグリが「農」という視点からこれらの場所をよりいっそう耕してくれるのではと期待をみせました。 ▲シェアグリ×福岡移住計画のクロストークのようす ゲストトーク #01 ~お茶の千代乃園 原島春花さん~…
11月19日(水)19:30〜「はじめた人のはじめ方〜海外での挑戦編〜」のイベントを開催いたしました。 当日は約10名の皆様にお越しいただき、ともに「はじめ方」について考える時間を過ごすことができました。 「はじめた人のはじめ方」は、まちを素敵にする“はじめた人”と、これから何かを“はじめたい”と感じている方とを“つなぐ”イベントです。 そんなイベントを福岡の中心にある天神から発信をすることで、福岡で自分らしく何かをはじめる人を応援できたらと思っています。 今回は、福岡市の「グローバルスタートアップセンター」でコンシェルジュをされている嶋田康亮さんと、留学エージェント「イングリッシュバード」を起業された代表の小野里寛子さんをゲストに「はじめ方」について考えを深めていきました。 今回のモデレーターは、シェアオフィスSALTのコミュニティマネージャーでもあり、自身も海外でのワーキングホリデーを経験している斎藤真木さんにお願いし、「海外での挑戦」について語っていただきました。 せっかくなので、今回もトークショーの内容の一部を 記事でもご紹介したいと思います。 「海外にまつわる仕事をしたいな」 「海外で挑戦してみたい」 と思っている方にこそ、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。 1.好奇心をもとに経験から学ぶ 斎藤さん:ここにお越しいただいているみなさんは、既に海外にポジティブな思いを持っているみなさんだと思うのですが、今日はせっかくなのである意味海外に対して積極的に行動をしているお二人の海外での挑戦のその一歩はどこだったのだろう?ということをシンプルに聞いてみたいなと思います。一歩を踏み出すということは、勇気も必要だし障害もたくさんあると思います。でもその一歩を踏み出してみると見える世界があって、これから先の変化の早い時代にゲストの2人は何をみるのかということを今日は聞いてみたいなと思っています。 まずは、お二人の海外にいこうと思ったきっかけを一言で言うとどんなことなのでしょうか? 嶋田さん:悔しさです。私は、20代の後半に福岡でWEB開発の仕事に携わっていて、インドやベトナムなどの海外のメンバーとやりとりをしていました。その時に、自分が英語を話せないことによって通訳を介して仕事を進めなければならないという場面が何度もありました。例えば、日本人ってスケジュール管理が得意だったり、きめ細かい仕事ができたりするのに、英語のスキルが足りないことによって仕事を誰かに委ねなければならないという悔しさを感じました。そうやって悔しいと感じた時に、これから先の人生で私が海外に行かない選択肢はないということを強く感じましたね。 斎藤さん:海外に行かない人生はないというのは、前々から思っていたんでしょうか。 嶋田さん:思っていましたね。私は普段の考え方から、好奇心に任せて行動して、そこから学ぶという考え方が当たり前にあって、そういう意味でも毎日違う景色を見ながら人生を楽しみたいと思っているから前々から海外に行く選択以外はないと思ったのかもしれません。個人的には、当たり前に海外に行くでしょ!という感覚があって、今日この場に50人、、いやもっと来てもいいと思いましたが、今ここにそんなにいないというのが現実で、それは少し残念でしたね。 小野里さん:でも今はこうやって少ないかもしれないですけど、それはビジネス的にはチャンスだと思っていて、少ないからこそ、そこに可能性があると思います。みんなが海外で仕事をすることが当たり前だという感覚を既に持っていたとしたら、それが社会的にスタンダードになるので、ある意味ここにいる皆さんも今がチャンスだと思います。 斎藤さん:確かにそうですよね。今日ここに参加されている皆さんは既に自分らしい人生を歩もうとしている第一歩を踏み出しているということですね。 2.時代を先読みしてみる 斎藤さん:小野里さんは海外に挑戦してみた当時のきっかけは覚えていますか? 小野里さん:はい。私は10代〜20代の頃、漠然と海外に憧れはあったものの、実は外国人の人と話すだけで緊張してしまうし、英語も話せないし、苦手意識の方が大きかったんですね。そんな私でしたが、20代後半に家族旅行で行ったハワイがきっかけで海外へ興味を持ち、30歳前後で外資系の企業で働くというキャリアを歩んでいました。その後、東日本大震災を経験して、今後の人生を改めて考えた時に海外へチャレンジしようと決めました。海外への苦手意識を持った自分を変えたいと強く思いましたし、時代が急速に変わっていることは感じていましたので、今ここで海外へチャレンジする以外に選択肢はないと、まずはフィリピンでの最初の一歩を踏み出しました。 斎藤さん:挑戦してみてどうでしたか? 小野里さん:最初に海外留学に行ったのは、2ヶ月くらいだったんですが、もう仕事を辞めて行くって決めていたので、帰ってきてから私は生活していけるのだろうかとか、不安はありましたね。…
10月10日(木)19:30〜「はじめた人のはじめ方〜大人の学び編〜」のイベントを開催いたしました。 当日は約25名の皆様にお越しいただき、ともに「はじめ方」について考える時間を過ごすことができました。 「はじめた人のはじめ方」は、まちを素敵にする“はじめた人”と、これから何かを“はじめたい”と感じている方とを“つなぐ”イベントです。 そんなイベントを福岡の中心にある天神から発信をすることで、福岡で自分らしく何かをはじめる人を応援できたらと思っています。 今回はゲストに、街をキャンパスにしながら学びの場をデザインする「福岡テンジン大学」の岩永真一さんと、企業向けのオープンイノベーション人材育成や多様な人が交流する場を生み出している「株式会社YOUI」の原口唯さんをゲストに、「はじめ方」について考えを深めていきました。 当日のモデレーターは、ワークショップデザイナーとして様々な場で学びの場を展開し、福岡女子大学の講師としても活躍をされている岸智子さんにお願いし、「大人の学び」について語っていただきました。 せっかくなので、今回もトークショーの内容の一部を 記事でもご紹介したいと思います。 「何かをはじめたいな」 「はじめたいけど何からはじめれば良いか分からない」 と思っている方にこそ、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。 自分の経験を振り返る 岸さん:今日はよろしくお願いします!早速お二人のご紹介を含めてスタートしていきたいと思いますが、今日はテーマが学びということで、せっかくなのでこれまでの「学びとキャリア」を振り返ってそれぞれ描いてみました。みなさんのお手元にも今日は、簡単なテンプレートをご用意したので、今日のイベントの中で気づきがあれば、ぜひ皆さんもやってみていただけたらなと思います。 それでは、僭越ながらまず最初に私の「学びとキャリア」の表を使って、自己紹介させていただきます。 現在は、このHOOD天神では月に1〜2回イベントを中心にお手伝いさせてもらっていて、本業をしながら週末は福岡女子大学で社会人向けの講座のコーディネーターと講師をやっております。 私は、キャリアのスタートは小売業で店舗販売、店舗づくりやマーチャンダイジングでした。その後、転職をして経理事務の仕事をしていた時に圧倒的なスキル不足を痛感して、通信制の大学に通い始めました。 そしたら、意外とこれが面白くて調子に乗ってそのまま系列の大学院に進み、その時にワークショップやフィールドワークというものに出会いましたが、学ぶことがすごく楽しくなったのと、定時に終わったあとに別の世界があるということに味をしめてしまって(笑)修了した後も、いろんなセミナーに足を運んだり、自分で勉強会を立ち上げたり、ワークショップをいろんなところで立ち上げたりしました。 その後、6年前に福岡に移り住んで、縁があって福岡女子大学で社会人向けのプログラムが始まるということでお声かけをいただいて、3年間の職員経験を経て講師の活動をさせていただいているというところです。 「教える」という活動をするに当たって、教えるためにはプログラムデザインを含めて勉強し直さなければと思って、学び足しをしながら現在も活動しています。 岸さん:というところで、岩永学長から自己紹介と学びとキャリアロードの紹介をお願いできますか? 岩永さん:こんばんは。僕は今福岡テンジン大学の学長としての肩書きの他に、民間企業の社員や大学の非常勤講師、行政の委員会にも所属させてもらっているので、一人で産学官民とNPOを渡り歩いている仕事をしています。 こんなに多岐に渡って仕事をしていくには、やっぱり越境して学んでいかないとアウトプットできないなと思っています。 そもそもなぜそこに至ったかと言うと、僕の学生時代は就職氷河期で、福岡大学を卒業する時に内定ゼロで卒業をしたので、いわゆるフリーターとして社会人を始めました。周りの友達を見たら、スーツを着て初任給がいくらと話していて、一方で自分は月の収入は10万円くらいで私服で働いていて。絶望しかけたりもしたんですが、その時に「この先どうしようかな」とか「どうやって自分の身を立てようか」と相当考えて、しがみ付くように本を貪り読み、新聞を読み、世の中がどうなるかをひたすら考えて、自分をそこに合わせることを考えていました。なので、どこかの組織に自分の身を預けてキャリアを考えるのではなく、組織に頼らず、世の中の流れの中でいかに自分という人間をポジショニングしていくかという学び方を考えていました。 なので、僕自身1番学んだのは、「他者との関係性の中で学んできた」というのがほぼ全てになってます。その他者というのは、僕の中では社会的なコミュニティだったということことが大きかったなと思います。 岸さん:ありがとうございます。すでに、もうたくさんヒントがありそうですが、キャリアロードの細かなところは、懇親会でぜひ質問をしてください。続いて、唯さんお願いします。 原口さん:原口唯と申します。中学校の時は、根暗でオタクで本の虫で、運動が大嫌いで、人嫌い。人と関わらずに生きていきたいと思っていました。私は城南高校出身なんですが、城南高校って、普通に真面目で心優しい人たちが集まる高校なんですよ。優しいクラスメイトに囲まれてのびのび暮らすことで、進路選択の頃には、人に関わる仕事がしたいなと思うようになったことが、高校3年間での一番大きな学びでした。「人は環境によっていくらでも変われるんだ」ということを自分自身が体験して、いい環境をつくる仕事に就きたいという思いから、九州大学の芸術工学部環境設計学科に入学することになります。 それからご縁があって、都市開発のコンサルティングをする会社で働くことになったのですが、全然仕事ができない自分と向き合わなければならなくて、それが辛くて暗黒期を迎えます。当時の社長に退職の意向をお伝えした際に、仕事が辛かったら休めばいいし、プロジェクトが合わなかったら変わったらいいよと言ってくれたんですね。そのお言葉に甘えて、ご縁のあったシンガポールで1ヶ月、南の風にふかれていたら、自分がこうならなければならないというのは結局自分が自分を追い込んでいるだけだということに気がついて、それからもう一度自分にできることをできる範囲でコツコツやろうと思って、日本に戻ってきました。 その後、約3年前に「株式会社YOUI」という会社を立ち上げて、どうしたら人は安心して楽しく学べるのか、それによって人の本来の価値を最大化できる都市づくり環境づくりってなんなんだろう、ということを考えながら活動をしています。 体験に意味付けをする 岸さん:さて、ここで1つお二人に聞いてみたいのですが、今までで1番の学びだったという体験や学びってどんなことでしたか?今の自己紹介にも少し出てきましたがいかがでしょう。 岩永さん:僕の場合は、今年度4月から北九州市立大学でキャリアデザインという講義を担当させてもらって、自分自身のキャリアの中で何が学びだったかを全て振り返って、学生にこれから必要な学びって何かを体系的に授業としてデザインしました。その時に、全ての自分の体験が言語化できたんですね。…
9月5日(木)19:30〜 「はじめた人のはじめ方〜好きが仕事になった人編〜」のイベントを開催いたしました。 当日は約20名の皆様にお越しいただき、ともに「はじめ方」について考える時間を過ごすことができました。 「はじめた人のはじめ方」は、まちを素敵にする“はじめた人”と、これから何かを“はじめたい”と感じている方とを“つなぐ”イベントです。 そんなイベントを福岡の中心にある天神から発信をすることで、福岡で自分らしく何かをはじめる人を応援できたらと思っています。 今回はゲストに、「福岡を美味しいコーヒーと、それを楽しめる人で溢れる魅力的な街にする」をテーマにイベント企画や情報発信を行っている「Click Coffee Works」の古賀由美子さんと、福岡の地から、映画の多様な楽しみ方を提案すべく、映画を軸に様々なイベントや企画を運営する「福岡映画部」の石渡麻美さんとのトークセッション形式で、「はじめ方」について考えを深めていきました。 せっかくなので、今回もトークショーの内容の一部を 記事でもご紹介したいと思います。 「何かをはじめたいな」 「はじめたいけど何からはじめれば良いか分からない」 と思っている方にこそ、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。 窪田:今日はよろしくお願いします!今回第3回目は「好きなことが仕事になった人編」ということで、好きなことが仕事になっているお二人をゲストにお招きしました。今日は、カジュアルにいろんなお話を聞けたらと思ってます。早速ですが、10分くらいでお二人の現在の活動について教えてください。 古賀さん:初めまして。古賀と申します。以前は、大手コーヒーチェーン店で13年間緑のエプロンをつけて、働いていました。2014年に退職して半年後独立いたしました。 現在のお仕事のバランスはこんな感じです。(下記写真参照)実は、今日お招きいただいた理由であるコーヒーのお仕事は全体の30%です。そのほかは、いろんな分野の方と企画のお仕事に関わらせていただいています。 「クリックコーヒーワークス」は、福岡の美味しいコーヒーとそれを楽しむ人であふれる魅力的な街にするというコンセプトで活動をしている活動団体です。 活動の一つに、“コーヒーTシャツストア”といってコーヒー屋がつくるTシャツを販売するというイベントがあります。 コーヒー屋さんの普段の営業というのは、点。お客様を含めた広がりは線。私がやりたいのは、それを面で盛り上げることです。 コーヒー屋さんみんなで福岡の人たちをコーヒーファンにするということをやりたい。 例えば、ある人が7つのお気に入りのコーヒー屋さんを見つけて、1週間=7日間、それぞれのコーヒー屋さんに毎日通う。それが1年続くと、どうでしょう。7店の珈琲屋さんが毎月4回は1人の人によって潤う、ということになります。 こういう自分なりの選択肢を多様に持ったコーヒーファンを増やしたい。 コーヒー屋さんみんなでファンを作ろうよと言う意志の確認が、このTシャツストアに凝縮しています。だから、私にとっては1年の中にとても大事なイベントです。 クリックコーヒーワークスは、仕事の中で30%というのがもしかすると今日来られた方は意外に感じるかもしれないですが、私の中では、他の仕事とのバランスも、収支も考え、30%に留めなければいけないなと思って活動しています。そのへんのお話もあとでさせていただきます。 窪田:はい、ありがとうございます。続いて映画部のお話を聞かせてください。 石渡さん:改めまして福岡映画部の石渡と申します。今日はよろしくお願いします。 福岡映画部というのは、2017年12月に立ち上がりまして、今2年目になります。今5名のメンバーで運営していまして、いろんな肩書きのメンバーがいる任意団体です。 私の自己紹介をすっ飛ばしてしまったので、改めてお話しさせていただきます。私は20代前半は接客業を中心にアルバイトをしていまして、その後にベンチャー企業で広告とか顧客管理のシステム系のアプリを飲食店さんとかヘアサロンさんに3年半くらいゴリゴリ営業しておりました。その仕事を辞めるタイミング25歳くらいで、映画の沼にずぶずぶとハマりまして(笑) なので、映画少女だったわけではなくて、大人になってから映画を好きになったのですが、映画のことそんなに知らないし、配給会社とか広告会社に勤めたわけではないので、この先どうやって映画に関わろうかと構想していたところ、アーティストであり建築家でもある梅崎さんという方との出会いがありました。 そんな彼女を第一回目のゲストに、イベントを行った時に35名くらいの方が参加してくださって、そのうち全体の8割くらいが1人で来ていらっしゃったんですね。 その様子を見て、私も映画コミュニティが欲しいと思ってたけど、他の人もそうなんだなと気づきました。 その後、第二回目のゲストに前回のはじめた人のはじめ方にいらっしゃっていた、いとシネマの福島さんをお招きしたり、第三回目には、こども哲学の代表の方に来ていただいてやってみたりしています。 今年に入ってからは、九州大学跡地の大講義室を使って「暮らしの大学」といって、映画を上映した後に九州大学の先生に来ていただいて講義をしてもらって、テーマについて深掘りしていきましょうということもやりました。 そんな感じで昨年までは、コミュニティづくりがメインでした。とはいえ、今後はお金を生み出していかないと継続できないですし、社会的な影響力を持たないとその産業の活性化にも文化を作って行くことにもなりにくいと思っています。…
8月9日(金)19:30〜 「はじめた人のはじめ方〜大企業からの転身編〜」のイベントを開催いたしました。 当日は約30名の皆様にお越しいただき、ともに「はじめ方」について考える時間を過ごすことができました。 「はじめた人のはじめ方」は、まちを素敵にする“はじめた人”と、これから何かを“はじめたい”と感じている方とを“つなぐ”イベントです。 そんなイベントを福岡の中心にある天神から発信をすることで、福岡で自分らしく何かをはじめる人を応援できたらと思っています。 今回はゲストに、糸島で学生寮「熱風寮」 やゲストハウス「糸結」 を運営しながらまちの場づくりに尽力されている 大堂良太 さんと、屋外映画イベント「いとシネマ」を立ち上げたり、自治体と連携し地域の取 り組みを行なっている福島良治 さんを迎え、福岡移住計画の不動産部門を担当している 鎌苅竜也 とのトークセッション形式で、「はじめ方」について考えを深めていきました。 せっかくなので、今回もトークショーの内容の一部を 記事でもご紹介したいと思います。 「何かをはじめたいな」 「はじめたいけど何からはじめれば良いか分からない」 と思っている方にこそ、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。 人との繋がりから紡ぐ 鎌苅:今日はよろしくお願いします!今回は「大企業からの転身」がテーマということなんですが、せっかくなので、普段のトークイベントでは聞けないようなぶっちゃけ話なんかも聞けたらと思います。早速ですが、まずは現在の活動について教えてください。 大堂さん:現在は、糸島で様々な地域の場づくりをさせてもらっているんですが、その1つが学生寮の運営です。明治時代に建てられた建物には箪笥階段があって、昔ながらの雰囲気が残っていたり、あとはオーナーさんが多読家で自分の本を読んでいいよということで、5,000冊くらい蔵書されていたり、地域の子どもに九大生が寺子屋みたいに勉強を教えていたりとか、それぞれの寮でコンセプトが違ったりします。 あとは、地域でカフェをやっていたり、福島さんとやっている「糸島よかとこラボ」っていうコワーキングスペースをしていたり。今日は、そのデザインとかロゴを手がけてくれたデザイナーさんも来ていただいているんですけど、、。こんな感じで、寮から始まって「九大×糸島」とか交流スペースという形で、いろんな人と楽しく場づくりやってます。 鎌苅:はい、ありがとうございます。詳しいところはこのあとお話いただくことになると思うので、一旦次は福島さんにバトンタッチをしたいと思います。福島さん、お願いします。 福島さん:福島と申します。今回は大企業からの転身編ということで、前職からの流れを簡単に自己紹介の中に入れながら紹介させていただきます。 今回、大企業からの転身というタイトルなんですけど、実は僕が入社した時、楽天は全然大企業ではなくて、母親には反対されました。なので、大企業だからというよりかは、これからいろんなことにチャレンジできそうという希望を持って、入社したという経緯でしたね。それから10年半勤めたあとに、東日本大震災もあって暮らしを考え直した時に、福岡に住みたいと思って、家族揃って移住をしてきました。 現在何をやっているかというと、ライスワーク(飯を食うタネ)としては、楽天時代の経験を生かして色んな企業に対してのWEBマーケティングのサポートとかコンサルティングのようなことをさせてもらっています。 あとは、地域でやる活動が楽しくて糸島での活動を面白がってやっています。 例えば、糸島で面白い人たちが集まれたらいいなと思って、「いと会」という月に一度の集まりを企画したり、そこで出会った人たちと「いとシネマ」っていう屋外でやる映画イベントをしたりしてます。 これは映画館がない糸島で、糸島ならではの綺麗な星空の下で風を感じながら、糸島の食を楽しみながら、子どもにも映画館の体験を伝えたいというイベントを、やりたいメンバーで集まってやっていますね。 そこから派生して、本当に色んな活動をさせてもらえるようになりましたね。 鎌苅:ありがとうございます。僕からは簡単に自己紹介をさせてもらいます。鎌苅竜也と申します。大阪の生まれでして、福岡に来たのは2016年です。このHOODを運営しているのが、福岡移住計画というメディアを運営しているスマートデザインアソシエーションという会社なんですけど、そこの不動産部門の責任者をやっています。私は、東急不動産という会社に以前いまして、不動産ディベロッパーとしてまちづくりとか都市計画というようなことをやっていました。 現在は、こういうHOOD天神のような場所を作り出すことをやっていて、ここは西鉄さんと一緒にさせてもらっているんですが、あとは福岡銀行さんと一緒に別の働く場所を開発したりだとか。企業や個人が持っている使わなくなった不動産にいかに価値をつけていくみたいなことをやっているのが私の仕事です。 鎌苅:さて、早速質問に入っていきたいと思いますが、まずは今の活動に至ったきっかけをもう少し詳しく聞かせてもらえますか?大堂さん、いかがでしょう? 大堂さん:僕は、熊本出身で大学も九州だったので、いずれ九州に戻ってきたいと思っていました。大学時代の仲間と「40歳になったら、それぞれの活動をやっていると思うけど、みんなで九州を盛り上げる会社をつくろう」って言っていたことが、大きなきっかけだったかもしれないと思います。 学生寮やりたいというのは、決めていなかったですが、「九州に住みたい」「九州を盛り上げたい」という思いが漠然とありましたね。…
7月10日(水)10:00〜16:00 HOOD天神に1日限定カフェがオープンしました! お休みの日に足を運んでくださった方 cafe ruruqに会いにはるばる来てくださった方 2階オフィスからお昼休憩に買いに来てくれた方 ワークのおともにドリンクを楽しんでくださった入居メンバーさん 本当にありがとうございました! 今回出張カフェをHOOD天神でオープンしてくれたのは、那珂川市の博多南駅にあるcafe Ruruq(カフェるるん)。 ▲cafe Ruruqのfacebookより普段のるるんの様子 カフェでは、地域の農家さんやパン屋さん、アーティストの方々と様々な形でコラボをされています。オーナーである 坂口麻衣子 さんは、HOOD天神で昨年12月に開催したHOOD図書館で選書をしてくださいましたが、Ruruqでも "sense of wonder with BOOKS" という古本販売企画をされている程の本好き。 そして、麻衣子さんはじめスタッフのみなさんが、いつ行っても笑顔で迎え入れてくれる温かいカフェであり、那珂川の憩いの場がcafe Ruruqです。 1Day cafe Ruruq@HOOD のはじまり そんなRuruqがなぜ、この度HOODに出張カフェに来てくれることになったかと言うと、麻衣子さんのこんな言葉がはじまりでした。 「例えば、オフィスに花が飾ってあったとして、…
7月5日(金)19:30〜 「はじめた人のはじめ方〜まちのたまり場編〜」のイベントを開催いたしました。 当日は約30名の皆様にお越しいただき、ともに「はじめ方」について考える時間を過ごすことができました。 「はじめた人のはじめ方」は、まちを素敵にする“はじめた人”と、これから何かを“はじめたい”と感じている方とを“つなぐ”イベントです。 そんなイベントを福岡の中心にある天神から発信をすることで、福岡で自分らしく何かをはじめる人を応援できたらと思っています。 今回はゲストに、久留米のシェアオフィス“Mekuruto”を運営するおきなまさひとさんと、那珂川のシェアオフィス“博多南しごと荘”を運営する森重裕喬さんを迎え、HOOD天神のコミュニティマネージャー脇山とのトークセッション形式で、「はじめ方」について考えを深めていきました。 トークショーの内容の一部を せっかくなので記事でもご紹介したいと思います。 「何かをはじめたいな」 「はじめたいけど何からはじめれば良いか分からない」 と思っている方にこそ、ぜひ読んでいただけると嬉しいです。 まずは自分の好奇心に気づくこと 脇山:今日はよろしくお願いします!まずは現在の活動について教えてください。 おきなさん:現在は、久留米市で「地域サイズでじぶんたちの暮らしを豊かにするプロジェクトをつくる仕事」をコンセプトに、じぶんサイズな暮らし方を選ぶ人たちを“まち人”と呼んで、まちびと会社visionArealという会社として活動をしています。久留米でイベントを企画したり、人と人をつないで地域の中で面白いことをしたり、「自分の目の前を豊かにする」という思いが根本にあります。そんな活動の1つがにシェアオフィスMekurutoの運営です。 森重さん:僕の活動は、iphoneの画像アルバムを見てもらえれば全て分かると思ったんですけど、SUPの写真とか那珂川の山の写真とか、、笑 でも映らないみたいなので、口頭で紹介しますね。 僕は今、株式会社ホーホゥという会社で那珂川のまちに携わる取り組みをしています。鍬のことを英語でhoe(ホー)と言いますが、鍬(hoe)で耕し種をまき育てること。そして「ホーホゥ」はフクロウの鳴き方の象徴でもありますが、知恵の象徴であるフクロウのようにノウハウを蓄えていくこと。フクロウの鳴き声のように培ったノウハウ(方法=ホーホゥ)を広く伝えていくこと、という3つの意味が込められていて、そんな思いを持って那珂川のまちを元気にする活動をしています。 ホーホゥは3人で経営をしているのですが、僕は「鍬=hoeで様々な課題を耕す、掘り起こす」という役割を担っています。 脇山:ありがとうございます。それぞれの現在の活動にいたるきっかけってどんな経緯だったのでしょう? おきなさん:もともとは、実家が飲食店をやっていた関係で、久留米で飲食店を経営していました。いわゆる世にいう若手の飲食店経営者をやっていたんですけど、その頃自分自身も子どもを持つ父親になって、久留米のまちに親子でいける飲食店があまりないということに気がついたんですね。 子どもが泣けば「ごめんなさい、、」と恐縮してしまって、行く場所を選んでしまう。子どもを持つ親がなんとなく窮屈に感じることがあるんじゃないかと気付き、ないならば自分が作ろうと、自分の飲食店を親子が足を運べる場所にできないかと考え始めました。 子どものための遊び道具を揃えたり、子どもを周囲のみんなで見守るような場づくりをすることから始めていったことが、現在の活動のきっかけというかはじまりでしたね。 脇山:なるほど。ご自身が子どもと行ける場所がもっとあったらいいなという思いが原点となって、それを実現した結果が今に結びついているんですね。森重さんはいかがでしょう? 森重さん:今の活動のきっかけになったのは、学生時代にやっていたカフェの運営ですかね。当時、大学内に建物の中からは見えない森とそれにつながる小部屋があって、ここで何かやってみたいねとカフェを始めることになったんです。学校内にあるにも関わらず、そこだけエアポケットのようで、突然異空間に来たようなその場所に行くのが大好きでした。当時、アートや文化を発信する場所もあまりなかったので、そのカフェを場として活用して、本当に色んな取り組みをしましたね。それが現在の活動のきっかけになっていると思います。 脇山:エアポケット、、面白いですね。身近にあった自分の場所でどんなことができるのか、どんなことを発信していこうかということから始めたんですね。 自分一人のものにせず、誰かに伝えてみる 脇山:そんなきっかけから、現在ではまちに携わる“仕事”になっているのですが、どのように発展させたのでしょう? 森重さん:僕は、今も当時も、やろうとしていることとか興味のあることを人に言ってました。学生時代のカフェ運営は、このまま続けても仕事としてはやっていけないって思ってたんですね。働いてお金を稼いで、仕事としてこういう活動をするためにはどうしたらいいのか、考えたり、周りの人に考えをぶつけたりしていたら、案外自分の身近に実験場があった、というのが那珂川なわけです。 脇山:確かに森重さんって、今でも「僕こんなことやろうと思ってるんですよね〜」っておっしゃってますよね。私も森重さんから聞かれたことあります。 森重さん:そうなんですよ。結局ね、自信がないんだと思います。笑 だから人に聞いてもらって言葉にできるところまで落とし込まなきゃなって思っています。 脇山:なるほど〜。自分が言葉にできるまで落とし込むって重要ですよね。自分のものにするというか、、。 おきなさん:人に話してみるって大事ですよねー。僕の場合は、飲食店の場が色んな形に改変していくことで、たくさんの可能性が生まれてくるようになって、それが溢れ出すようにまちのコミュニティスペースとして、活動が繋がっていったんだと思います。飲食店での活動に参加してくれた色んな人の声があり、そこに僕の思いもあってどんどん形を変えていった結果だったと思いますね。 脇山:場がどんどん改変していったり、自分の考えをアウトプットしてみたりして、どんどん自分で動かして行くことでどんどん活動が広がっていたんですね。 “惚れられる人”に巻き込まれてみる…
シェアオフィスHOOD天神がお届けする 「チャレンジする人のための小さな学び場 = HOOD SCHOOL」 これまでに、場づくり講座、wordpress講座、プレゼンテーション講座など。様々な講座を開催してきました。 6月27日(木)19:30〜より 中谷涼先生による 会議のムダ削減!必ず結果を出す会議に変えるファシリテーション講座を開催いたしました! 久留米からそして、三重からの出張の間にご参加いただいた方もいらっしゃって、みなさんの貴重な時間をHOOD SCHOOLでともにできたことがとてもありがたく思いました。 今回の講師、中谷涼先生はHOOD天神の入居者メンバーであり、様々な企業への研修講師としてもご活躍されています。 これまで携わった研修は、述べ600以上と実績もさることながら、何よりも出てくる事例やアイディアが豊富だというのが中谷先生の講座の特徴です。 ▲講座の様子(2019年6月27日) 昨日のファシリテーション講座では、 ◉ファシリテーターの役割 ◉ファシリテーターのスキル を体系的に学びながら、実際の会議の場に照らし合わせ 「こんな会議の場ではどうする?」 という疑問に答えながら進めました。 ファシリテーターが考えるべきこと 会議の進行を行う際に、必ず考えた方がいいポイントとして ・それがファシリテーターの仕事であるか(この場では、どこの部分に責任をもつべきか) ・この会議のゴール(目的)はどこか と中谷先生はおっしゃっていました。 会議やミーティングの場には、必ず開こうとされた「目的」があるはずです。…
【HOOD SCHOOL】 「聞き上手」のコツをつかんでコミュニケーション上手になろう!開催 次回は6月26日決定 HOOD SCHOOLは「チャレンジする人のためのちいさな学び場」をコンセプトにこれまでグラフィックレコーディングやプレゼン術など、伝えるスキルに磨きをかける講座を開催してきました。 2019年5月29日、 HOOD SCHOOLにはじめての講師をお迎えしました。講座のねらいは伝えることの根本に触れることです。講師にお招きした吉田篤史(あっちゃん)さんはうまれつき声をもっていなかったため、周囲の人と言葉に頼らないコミュニケーションをとってきました。言葉や文字以外の要素をつかっておこなうコミュニケーションを「 非言語的コミュニケーション」といいます。 今回の講座はこの非言語的コミュニケーションもとに構成された、対話やコミュニケーションの基礎編ともいえる内容になっていました。 講師の吉田篤史(あっちゃん)さん 講師をつとめるのはテンジン大学やグリーンバードなど、天神で幅広く活動している吉田篤史(あっちゃん)さんです。 吉田さんは生まれつき気道が形成されない「先天性咽頭閉鎖症」により声をもっていません。非言語によるコミュニケーション術に長けた吉田さんはいつしか ”無声コミュニケーター” とよばれるようになり、いまではそのコミュニケーション術をいろんな場所で共有する活動をおこなっています。 講座の内容 今回の講座は、大学の新入生オリエンテーション向けにつくられた講座内容をベースに、初対面の人でもすぐに仲良くなれるコツを知り、職場や家庭、友人同士など日常のあらゆる場面でのコミュニケーションに活かせる内容になっています。当日は年齢も職業も幅広い5名があつまりました。 声をつかわずに人と交流する吉田さんの講座は、スライドに映し出される吉田さんのことばを受講生がよみながら進んでいくスタイル。教室にはBGMのジャズが静かに流れ、時折受講生たちの笑い声や拍手が響きます。吉田さんのことばをうけとって、うなずきやほほえみを返す受講生のみなさんをそばでみていると、両者の間で情報交換がなされていることがわかりました。 まずはアイスブレイクで自己紹介をしながら、この講座を受講した理由を共有していきます。受講生たちが講座を受講しようと思った理由には、「自分ばかりが一方的に話している気がする」、「聞くことの大切さを学びたい」、「もっと会話をはずませたい」などさまざまで、初対面やつきあいの短い人とのコミュニケーションのコツを学ぶことを期待している人が多いようでした。自己紹介したあとはそれぞれのコミュニケーションがうまくいかない理由を紐解いていきます。 どんな人とだったらコミュニケーションがうまくいくのか? なぜ自分はコミュニケーションが上手になる必要があるのか? そして、実践タイム! 全員で行うワークとペアでおこなうロールプレイで、頭だけでなくからだをつかってコミュニケーションのむずかしさと楽しさを体験しました。 最後はみんなで振り返り 受講生たちはロールプレイでもらったフィードバックから、新しい気づきを手に入れることができました。そして、自分はコミュニケーションがうまくなって何がしたいのかをもう一度問いなおす作業をしました。 現代のコミュニケーションは直接的な会話にくわえてインターネットやSNSなどの情報伝達ツールが多様になってきている反面、相手にうまく自分の意思が伝わらなかったり、思いもよらないことが伝わってしまい誤解をまねくといったことがしばしば起こってしまいます。でも、本来誰もがもっている意思伝達のスキルを再認識し意識的につかっていくことでコミュニケーションはうんといいものになります。いい関係のスタートがきれたら、きっとよりよい人間関係や自己実現へとつながっていきます。 次回の講座は6月26日に開催します。コミュニケーションの最初の一歩、私たちと一緒にみなおしてみませんか? ◎「聞き上手」のコツをつかんでコミュニケーション上手になろう!講座ページ (画像をクリックすると申し込みページにとびます) ◎HOOD SCHOOL…
シェアオフィスHOOD天神がお届けする 「チャレンジする人のための小さな学び場 = HOOD SCHOOL」 これまでに、場づくり講座、wordpress講座、プレゼンテーション講座など。様々な講座を開催してきました。 今回は、そんな中でも最近新しいラインナップに加わわった「ヴォイストレーニング講座」の開催レポートをお届けしたいと思います。 一般教養として学生時代に学ぶ音楽。その道に進む人でなければ、その後「音楽」について学ぶなんていうことはなかなかないのではないでしょうか。 そんな中でも今回は、現役のバンドヴォーカルに「人前でも上手に歌うコツ」をヴォイストレーニングを通して学びます。 教えてくれたのは、現在も福岡を中心にバンド活動を行いながら、専門学校やヴォイトレ教室で講師としても活動をしている中浦 涼先生。 そんな中浦先生が最初に教えてくれたのは、呼吸法。 ヴォイストレーニングなのに、呼吸法?と思うかもしれませんが、この呼吸法で声の出し方が全く変わるんだとか。 歌を歌うときに有効的なのは、「腹式呼吸」。 何故ならば、胸式呼吸だと喉に入ってしまうはずの力をお腹に使うので、喉の負担を軽減できるから、という点。そして、胸が上下しないので、安定感を保ちながら歌くことができるからのようです。 普段、なかなか腹式呼吸を意識したことのない人にとって最初は難しいですが、慣れると歌うときの負担がかなり減って上手に歌う第一歩になりそうです。 そして、続いてリズムの取り方やハミングなどの練習をした後に、実際に色んなリズムに合わせて声を出しながら自分の音域を知るという練習へ。 時々、カラオケに行って「あ、これ以上の音程このままの声量じゃでないな」とか「あ、ここから少し歌い方を変えなきゃ歌えない」と思うことってありませんか?そこが自分が裏声に変わっている瞬間なんだとか。 この裏声はときに、「大きな声で歌う」ということに慣れていないと、自分の声の音域が狭くなり裏声になりやすくなるだそうです。 歌が上手くなりたいという方はイヤホンで音楽を聞いて口ずさむ練習よりも、カラオケに行って自分が大きな声を出すということを練習した方が早く上手になることができるということですね。 今回の講座の中でも何度も繰り返しているうちに「あ、ここが私の裏声になる瞬間だ」という新しい気づきがあって、自分の新たな一面を知ることができるのも楽しみの1つ。 今回の講座の中では ・呼吸法 ・リズムに合わせて歌う…