読書のススメ? HOODに集まる本のお話し

こんにちは、コミュニティマネージャーの岸です。

 

「令和」の由来が万葉集にある!ということで、4月1日には本屋から「万葉集」が消えたとか…。
その後も関連本がたくさん出されているようです。

たぶん、多くの人にとって「万葉集」はそれほど身近ではなかったかもしれません。でも、こうして元号が変わる節目に立ち会ったことで、「万葉集」を身近に感じて、知りたい!読みたい!と思う気持ちになるってステキだなぁ、と思ったのです。好奇心の輪が広がっていくような、そんな感覚でもあります。
わたしも1冊買っちゃいました。まだ読んでないけど(汗)

 

本を読まなくなった、紙の本が売れなくなったと言わています。
インターネットやテレビからの情報量は圧倒的で、素早くいろいろなことを知ることができます。

でも、「本」にはそれだけじゃないよさや魅力があるような気がするのです。手触り、紙の質感、装丁、帯に書かれた推薦文やコピー…いろんなものが混ざり合って1冊の本になっていて、見ているだけでもなんだかわくわくします。(私だけ?)

HOODの小さな図書館には、さまざまなジャンルの本が集まっています。
「小さな」図書館なので、冊数は少なめですが、暮らしに関すること、町に関すること、生き方や働き方に関すること、場づくりに関すること、モノづくりに関すること…スタッフや入居者のみなさんのアンテナにビビッと触れた本たちです。

 

HOODにある本は、図書館や本屋さんとは違って、ジャンルも偏っているかもしれない。
でも、1冊1冊に「おすすめ」する思いが籠っています。
そんな「思い」が集結するのが、図書館イベント。

 

毎回、テーマを設定して、まちで暮らす、活動する推薦人からの選書を展示しています。
自分では読まない種類の本に出会ったり、「あぁ、この人はこんな本を読んでいるんだ」と知らない一面を発見してなんだか嬉しくなっちゃったり…。
本を手に取ってソファに座ってゆっくり読んだり、思い思いに「本」を媒介にHOODで過ごしてくださる姿を見るのが、わたしは大好きです。

 

令和になった今年は、どんなテーマで開催しようかな?どんな本が集まってくるのかな?と、今からひそかにわくわくしています。
たぶん夏ごろには開催できるはず!決まり次第、こちらでもご案内しますね。