近年、メディア等をとおして「空き家問題」ということばをよく聞くようになりました。
日本が抱えている少子高齢化という社会問題に加え、日本人特有の住宅に対する考え方や人口移動の変化により、特に地方には多くの空き家が存在しています。
空き家オーナーは活用方法や金銭面、空き家を放置することによる周辺地域の治安悪化など、さまざまな懸念を抱えております。
そんな空き家のマイナス要素を“可能性”と捉え、画期的な活用方法により空き家を魅力ある不動産に変えてしまおう!というサービスが「カリアゲJAPAN」です。
そしてこの度、「福岡移住計画(SDA)」はこの「カリアゲJAPAN」と連携するかたちで「カリアゲ福岡」を立ち上げました。
「カリアゲ福岡」はどういったことをやっていくのかは、先日公開したこちらの記事をご覧いただければと思います。
この「カリアゲ福岡」立ち上げを記念して、9月6日に開催したイベントには「カリアゲJAPAN」の久保暁育さん、福岡南エリアを軸に「カリアゲ福岡南」を立ち上げている太田真彦さんをゲストにお招きし、日本の空き家問題や活用方法について関心をもつ人たちとの勉強会&交流会を開催しました。
会場には不動産オーナー、行政関係者、宿泊事業者など福岡県外からもお越しいただき、業界の垣根を越えた積極的な意見交換がおこなわれておりました。
「カリアゲJAPAN」の久保暁育さんからは、改修した空き家がスナックやうどん打ち会の会場へと生まれ変わり、空き家が人々の交流の場になっていった事例や「カリアゲ福岡南」の太田真彦さんからは建築士ならではの設計事例等が話され、この会がきっかけで今まで空き家=マイナスな資産というイメージが少し変わってきたのではないかと感じています。
「福岡移住計画(SDA)」は今後もこの「カリアゲ福岡」というプラットフォームを活用しながら空き家問題の解決の一途となるよう努めていきたいと思います。また不動産に関連したイベントも毎月開催していく予定ですので、ぜひ関心のある方はお越しください。「福岡移住計画」のWebサイトやFacebookページ、シェアオフィス「HOOD天神」のWebサイトで随時情報を公開していきます。お楽しみに。