こんにちは、HOOD天神です。6月のイベント情報のおしらせです!
今回は天神にアフリカンな風を吹かせる写真展を開催します。
イベント概要
奥祐斉(おく ゆうさい)写真展
「SANU SANU」~ぼくたちはニジェールで、新しい村を作ることにした
- 開催期間 2022年06月22日(木)~2022年06月25日(土)
- 場所 HOOD天神(天神明治通りビルB1)
- 入場無料
- 公開ラジオ収録/カフェ/夜イベントあり
バックパッカーで世界を旅し、青年海外協力隊としてアフリカで生活した経験をもつ奥祐斉さんが、京都、岡山、沖縄など全国各地で開催している写真展です。
かつて暮らしたアフリカで心を救われたという奥さんは、現在日本各地でアフリカの多様でおおらかな価値観(アフリ観)を紹介する活動をつづけています。
今回、写真展を開催しながら全国を回ることになったきっかけは、奥さんがアフリカで出会った恩人、三木夏樹さんがニジェールではじめた新しい村づくりを応援するため。
村づくりのことを知るために再びアフリカを訪問した奥さんは、多数の民族が共存する国で、暴力から逃れ誠実に生きようとする人たちが、何もない土地でゼロから村づくりにチャレンジしている光景をみて、そこから多くの気づきや学びを得たそうです。
展示会では来場者のみなさんとの「対話」をつうじて「村づくり」のために本当に必要なことは何かをみつけていきたい、と奥さんは話しています。
アフリカに興味のある方はもちろん、彼らがやっているようなゼロからの村づくりに興味のある方はぜひお気軽にご来場ください。期間中はもちろん、HOOD天神でのワーキングもできます。
みなさまのご来場をおまちしています。
≪奥祐斉さんからのメッセージ≫
西アフリカに位置するニジェールという国で、村づくりを手伝うことになった。きっかけは、ニジェールの村へたった一人出向き、そのまま12年住み続けている三木夏樹さん。
村では、道徳観が育まれる前に便利な道具が流入し、若者が荒れ狂いはじめ、自己中心的な豪農が増え、人が人を破壊してどんどんと荒廃し続けたという。そんな中、生きづらさを感じている村人たちが手を上げて、土地を購入し(土地が誰かのものになり値段が付いているのは近年のこと!)200村から20家族が移住することになった。
もしかしたら武装勢力に潰されるかもしれないし、途中で頓挫してしまうかもしれない。だけど彼らは、関係資本をベースにし、ハウサ族、トゥアレグ族、フラニ族という異なる民族が共存することに挑戦する。この村を1つのモデルとして、近隣の村に道徳観を育み、一人一人の生きづらさを解消していくことが目標だ。
ぼくが2021年末から2022年の始まりに掛けて撮影してきた写真を通じて、新しい村をつくる人たちを紹介する。
「SANU SANU」とは、現地の言葉で「やあ」という挨拶であり、「ゆっくり行こうぜ」という意味。展示期間中は基本的に在廊予定です。是非、ゆっくりお話ししましょう。