11月11日 NoyaVillage現地フィールドワークレポート

村づくりのフィールドワークをする今回のイベントは、「Noya VIllageに参加したい!」と野矢に通っている、HOOD天神のコミュニティマネージャー、脇山がひのさんと企画。これまでHOOD天神のNoyaVillageイベントに参加してくださった方や新規の方たちとと一緒に、実際に大分県九重町「野矢」地域を訪れました。

当日はみなさん車でいらっしゃいました。もし電車で野矢を訪れる場合でも、野矢駅は湯布院駅の隣駅なので好アクセスです。

集合をしたらまずはランチ。NoyaVillageのひのさんご夫婦が、固定種野菜を使ったメニューや野菜たちを紹介してくれました。

その後は改修中の明治43年築古民家を見学、そして柿を収穫したり、イノシシなどから守りながら農業をしている田畑を巡りました。

自然栽培をしている様子も、畑に入って案内してもらいました。植物の力にまかせて見守れば、強く育つのだそうです。

大豆を抜いていいよーと言われて、抜いたり剥いたり、集中して取り組みだす子供たち。“五感”がNoyaVillageのテーマですが、こうした子供たちを見ると大人の五感もより刺激されたように思います。

地域で固定種野菜栽培に協力してくれているおばあさんから、野矢暮らしのお話も。いろいろと手作りしながらイキイキと元気に暮らす姿からも、エネルギーをいただいきました。

野矢に集まったいろんな家族の子供たちは、すぐに仲良くなって、どこでも遊び場にしてしまいます。いつもは「早くしなさい」と言ってしまいがちですが、もう少しゆったりとした気持ちで見守ってみようという気づきがありました。

がんばって自力でやろうとしていることも「やってあげる」と取り上げてしまっていることにも気がつきました。野矢で固定種や自然栽培を学んで、野菜の個性や生きる力を感じると、子どもたちにもそっと手を添えて、支えてあげるようにしていこうと考えさせられます。